手相の診断は、基本的なポイントを押さえれば、プロの占い師に見てもらわなくても自分である程度読めるようになります。まずは、手相診断ではじめに理解しておきたい「基本3線」と呼ばれる掌線と「丘」の2つを理解しましょう。基本3線とは、生命線・知能線・感情線と呼ばれる掌線のことです。どの線も、線の明瞭さや方向・長さ、起点・終点の位置に線の状態を合わせて読みます。
基本3線を理解することで、もともと備わっている気質や性格などを読むことができるでしょう。.生命線は、親指と人さし指の中間あたりを起点にして、手首に向かってゆるやかにカーブを描く線です。健康状態や活力などを知ることができます。知能線は、親指と人さし指の中間あたりを起点にして、手のひらを斜めに横切る線です。
性格や才能のほか、どんな適正があるのかを知ることができます。感情線は、手のひらの小指側から人さし指に向ってのびる線です。感情表現や感受性、愛情の示し方などを知ることができます。.手相診断で掌線と同じくらい重要なのが「丘」です。
手のひらにある筋肉の盛り上がっているふくらみ部分のことを指します。それぞれ意味があり、ふくらみの具合やつやなどから運勢や健康状態、性質などを判断することが可能です。またふくらみ方によっては、丘に特徴的な線が現れることがあります。1cm以下のサイズで十字や星・三角・魚などを形取り、現れる場所によって診断の意味を強めたり弱めたりします。