生命線は人差し指と親指の中間部から始まり、半円形に孤を描いて親指の付け根まで達する太く深い線です。この線はその人の健康状態、すなわち体が丈夫かそうでないかまた何歳まで生きられるかといったことを表します。理想的な手相の生命線は起点から末端まで切れ目がなく、深く鮮やかに刻まれていてややピンク色がかったものです。さらに手のひらの下のほうまで伸びていれば、体力旺盛で仕事もバリバリとこなすことができます。
しかし一般的に生命線が起点から末端までくっきりと一本の線で刻まれている手相の人は、あまりいません。ほとんどの人が起点近くがジグザグだったり、末端のほうが数本に枝分かれしていたりと何らかの形で崩れているのが普通です。実はこれは無理もないことです。手相では末端に行くにつれて年齢を重ねている状態を表していると考えますが、どんな人でも老年期は体が衰えてきます。
線の乱れはそれを表しているのです。また自分は生命線が短いから長生きできないと心配する人が良くいますが、この線の長短がそのままその人の寿命を表しているわけではありません。この線の長さに現れているのは、その人が持って生まれた生命力です。ですからこの線が長い人はもともと生命力に恵まれていると考えられ、長生きできる可能性があります。
ただしだからと言ってむやみに不摂生をしたり荒れた生活を送っていれば事故や病気を招き、本来の寿命を全うすることはできません。反対に短い人は病弱だったり体の抵抗力は弱いほうなのですが、それを自覚し日ごろから健康管理に気を付けたり生活環境を整えていれば、十分に長生きすることが可能です。電話占いリエルのことならこちら